今日は、私のフォルケホイスコーレで学んでいるプロジェクトマネジメントの授業を紹介したいと思います。
私の学校では、
・EVENT LAB(プロジェクトマネジメント)
・OUTDOOR (アウトドア)
・SOUND HOUSE(音楽)
・COMPAS(メディテーション)
イベント・ラボという授業
イベント・ラボの授業では、実際にプロジェクトを動かしながらリーダーシップや、コミュニケーション、デザイン思考を学びます。
オーフスにあるカオスパイロットというビジネススクールのインターン生が来ていたり、このコースがもともとカオスパイロットに准えてつくってたりするので、少し似ていたりします。
ただ「プロジェクトマネジメント」ってすごく固そうに聞こえるけど、実態はそんなことなくて、今日の授業でも急に先生が踊ろう!って言い出して、20分謎のダンスとかしましたし。ブレストも机に座ってするのではなく、ポストイットとペンを持ちながら音楽をかけて歩きながら書いて壁に貼ったりします。
ただ「プロジェクトマネジメント」ってすごく固そうに聞こえるけど、実態はそんなことなくて、今日の授業でも急に先生が踊ろう!って言い出して、20分謎のダンスとかしましたし。ブレストも机に座ってするのではなく、ポストイットとペンを持ちながら音楽をかけて歩きながら書いて壁に貼ったりします。
ちなみに私のプロジェクトチームでは、「STARGAZING NIGHT」という学校の電気を全て消して5分間沈黙してみようというイベントを開催したりしました。
これってリラックスにもなるし、仲間意識も強まるし、しかも持続可能な社会へのアクションとして良いのでは?という話からやってみました。
ちょっと脇道に逸れますが、「togetherness」という言葉をすごく大事にしている気がします。仲間意識ということなのかなと私は思っているのですが、一緒にいることをすごく大切にしている気がします。
今は6月の上旬にある音楽フェスティバルに向けて、準備を進めています。テントを出して出展したりします。
私のチームのテーマは「green」で、企画を考えています。
MOTTO
イベントラボの教室の壁に、こんなMOTTOが掲げられています。
小学校の時を思い出します(笑)
プロジェクトマネジメントの具体的な方法は習うのですが、何よりも最初にこれを一つ一つ体で体験しながら学んだのが私の中で印象的です。
- LEAN IN
- BE CURIOUS
- DONT TAKE YOURSELF TOO SERIOUS
- YES AND
- LISTEN LOUDER
- EVERYONE HAS A PIECE OF THE TRUTH
- SPEAK UP AND SHARE
7つモットーがすごく好きで、それを学んでいった過程も日本の授業とは全然違くて面白かったのでその話をシェアしていきたいと思います。
まず2人でペアになって、背を合わせて、お互い一歩ずつ足を外に出していくというアクティビティをしました。お互い信頼して一歩を出さないとうまくいかないというのを学びました。
え?なんでプロジェクトマネジメントの授業でこれ?となった衝撃を今でも忘れません。
日本語訳は私の解釈なので、正しいか分かりません。
でも、要は、子猫は一緒に協働するの難しいよね、っていう話です。
LEAN IN(信頼して頼りあおう)
一番最初の授業の日。まず2人でペアになって、背を合わせて、お互い一歩ずつ足を外に出していくというアクティビティをしました。お互い信頼して一歩を出さないとうまくいかないというのを学びました。
え?なんでプロジェクトマネジメントの授業でこれ?となった衝撃を今でも忘れません。
日本語訳は私の解釈なので、正しいか分かりません。
LEAN IN は「寄りかかろう」「一方前に 」とも言えると思います。
BE CURIOUS(好奇心を)
次は、子犬と子猫になりきって、笑わすというアクティビティをしました。この時点でやばいなと思いました。え?小学校?ってなりました。でも、要は、子猫は一緒に協働するの難しいよね、っていう話です。
DONT TAKE YOURSELF TOO SERIOUS(深刻に考えすぎない)
これはどう学んだか忘れてしまいましたが、真剣にやるのは大事だけど、深刻には思う必要がないということです。
YES AND(YES...)
白い紙を配られて適当にペンでぐるぐる書いたりするように言われます。それを次の人に渡して、次の人はそれを元に何かの絵を完成させます。それをまた次の人に渡してタイトルをつけます。そして、何か意味があるもののように話をつくってシェアします。
要は、なんでも正解になりうるという授業です。
LISTEN LOUDER(空気を感じよう)
10人くらいで円になって近づいて目をつむります。
他の人の息を感じ取って1から10まで被らずに数えるゲームです。
日本語で言う「空気」を読むと言うことがいい意味で必要とされているのだなと感じました。
EVERYONE HAS A PIECE OF THE TRUTH(みんなが真実の一部を持っている)
誰か1人が正しいのではなく、みんな正しさを持っている。
だからコミュニケーションが大事。
SPEAK UP AND SHARE(声をあげて共有しよう)
自信を持って話そうということです。
おまけ:カオスパイロットの 10 TIPS FOR CONCEPT DEVELOPMENT
- YES AND
- START WITH THE END
- PROVOKE
- THINK WIN/WIN
- DONT TAKE YOURSELF TOO SERIOUS
- BE POSITIVE
- SHARE OWNERSHIP
- ASK FOR HELP
- KILL YOUR DARLING
- FOCUS YOUR COMMUNICATION
いくつか私のイベントラボの授業とかぶっています。
「SHARE OWNERSHIP」っていいなと思っています。
以上、イベントラボの話でした!
とにかく、やっていることが小学校みたいだったりするのです。
でもそれをみんなバカにせず楽しそうにやるのです。
この子供心を維持できる要因はなんなんだろうと思いながら、たまに不思議だなと思いながら、楽しくデンマーク流に学んでいます!